ビジネスパーソンの英語上達法は?7つの学習習慣と言いかえ手法で英語力を向上させよう

2024年10月18日

成功仕事術

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英語を上達させる7つの学習習慣


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この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで


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7つの学習習慣を取り入れて英語力を向上させよう


英語を話せるようになりたいと勉強を始めたのに、

成果をなかなか実感できない人は、目標に対して遠回りしていたり、

効果が期待できない方法を選択している可能性が高いため、

それまでの学習習慣を見直しましょう。


英語が話せるようになるには、相手が言っていることを聞き取る力

自分の言いたいことを英語にして声に出す力が必要です。

この2つの力を確実かつ最短で鍛える7つの方法をご紹介します。


リスニング学習習慣を見直そう


× 通勤中など英語のシャワーを浴びる

○ 毎日、英語を聞き一瞬遅れて復唱する


リスニングは、英語を聞いて内容を理解することです。

聞いた英語の音と自分が意味を知っている英単語を結び付けられる能力が求められます。

何を言っているかが分からない英語をながら聞きしても時間の無駄になります。

知っている単語で構成された英語の音声を、集中して何回も聞きましょう。

英語を聞いて、一瞬遅れて復唱する練習が最も効果的です。


× 洋画で英語力を上げようとする

○ 海外ニュースを積極的に聞く


身近な英語コンテンツを教材にするなら、ニュース番組がベストです。

番組の目的は報道ですので、キャスターは多くの人に理解してもらうために、

正しい文法、分かりやすい発音で話しています。英語学習者の格好のお手本になります。


スピーキング学習習慣を見直そう


× ネイティブ講師が教える英会話スクールに通う

○ 簡単な英文1つを区切りながら音読練習する


話す力を強化するには、音読の実践しかありません。

学習テキストから簡単な英文を1つ選んで、

ノートに転記し、意味の固まりごとに区切ります。

区切りごとに、和訳を考えながら英語の発音をします。

毎日5分続けると、英語特有の口まわりや、舌の筋肉の使い方に慣れてきて、

早ければ半年程度で効果が現れてきます。


It was the morning / of Monday / I got up / at 6 a.m

それは朝だった /月曜の /私は起きた / 午前6時に



× 発音は苦手のため手つかずのまま後回しにする

○ 日本語と比べながら、英語の発音を学ぶ


スピーキング力強化は、ネイティブ講師と一緒に練習するのが

最も効果的と思いがちだが、日本人のバイリンガル講師に習ったほうが、効率的です。

英語の発音や話し方をストレートに学ぶよりも、

学習者がよく知っている日本語との違いを

おさえながら学んだほうが、理解が深まるからです。


そんなバイリンガル講師なんて身近にいないという方に

1人でスピーキングを学べる良書をご紹介します。


日系カナダ人のバイリンガル、リチャード川口さんの書籍は、

説明がとても分かりやすくおススメです。


 

リスニング&スピーキングに共通する学習習慣を見直そう


× 語彙の強化にひたすら努める

○ 助動詞をキチンと勉強し、積極的に使うようにする


英単語を闇雲に覚えなくても、助動詞を重視し、しっかり勉強して使いこなすことで、

リスニング力やスピーキング力を効率的に上げることができます。

そうすることで、相手の言いたいことのニュアンスが理解でき、

自分が伝えたいことのニュアンスを盛り込むことができます。


・I Will go to Japan

 日本に行く予定です


・I can go to Japan

 日本へ行くことができます


・I should go to Japan

  日本へ行かなければならない


× 単語帳の1ページ目から覚える

○ 面識ある単語を基点にして語彙を増やしていく


単語帳は、冒頭から覚えようとしないほうが良いです。

見たことがある英単語をまず覚えて、次に、その英単語の前後の単語を覚えます。


受身で覚える姿勢から、

『この単語、見たことある』

『この単語を覚えたついでに、その前に書かれた単語も覚えよう』

と、覚える意識が働くので、記憶の定着がよくなります。

無尽蔵にある名詞ではなく、数がある程度絞れる動詞を重点的に覚えると効率が良いです。


× 読む、聞くだけで済ませようとする

○ 書いて、口に出すを地道に繰り返す


全ての英語学習者がこの方法で取組むと世の英語講師は不要になるとも言われている

学習法が、サイトラ(サイト・トランスレーション)という学習法です。

英文を頭から単語の固まりごとにどんどん訳し、

前に戻って訳さない読み方を身につけます。

リーディング力とライティング力も鍛えられるので、

英語の総合的な学習法としておススメです。


サイトラの手順


サイトラの手順


① 200語前後で構成された英語の長文をノートの左ページに転記する

② 意味の区切りにスラッシュを入れる

③ 区切りごとの和訳をノートの右ページに書く

④ ②でスラッシュを入れた①の英文を見て音読し、同時に頭の中で語順に和訳する

⑤ 同じくスラッシュを入れた③の和訳を見て音読し、同時に頭の中で語順に英訳する

⑥ 仕上げとして③の和訳を見ながら、ノートの別ページに英文を書く


勉強無しでも英語が話せる言いかえ手法を身につけよう

勉強無しでも英語が話せる言いかえ手法を身につけよう

英語が苦手なのに、英語を使う仕事を命じられるケースに役立つ

英会話術があることをご存知でしょうか。

英語で交渉をまとめる自信も無ければ、

今から英語を勉強し直す時間もないという状況でも、何とか乗り切る手法があります。


その手法は、青木ゆかさんが提唱している『すてる英語』です。


この手法を解説した著書である『ずるいえいご』は

主婦からビジネスパーソンまで幅広い層に人気があり、一読する価値のある一冊ですので、

勉強無しで英語を話せるようになりたい方にはおススメですので、手にしてみてください 。



英語意識改革の3ステップ


勉強しなくても話せることを知ろう


学生時代に勉強した英語知識をうまく引き出すことができれば、

新たに勉強しなくても、英語でコミュニケーションが取れます。


私もかつてサンフランシスコで行われた展示会に参加し、

ブースに来てくれた方に対して、身振り手振り、ホワイトボードなど

使えるものはふんだんに使い、なんとか乗り切ったことを

この本を通じて思い出しました。

片言の英語でも、気持ちを前面に出せば伝わるものです。


まずは、下記3ステップで、実は英語が話せるという意識改革をしましょう。


STEP1

英語を話すときは、正解か不正解かで考えず、伝わるか伝わらないかで考えましょう。


STEP2

伝えたいことが英語でうまく表現できなくても、

伝えたいという気持ちを前面に出せば伝わります。


STEP3

実は多くの人が、今持っている英語力で話すことができる。

勉強しなくても、話しているうちに英語力は高まります。


捨てる英語の4原則


表現できない時は、違う言葉で言い換えよう


言いたいことが英語で言えない。

そう思ったら、『こう言ったら伝わるかな?』と、違う言葉で言い換えてみましょう。

そうすることで、意外と伝わります。

言い換えの表現を考える際は、下記の4つの捨てる手法が有効です。

この4原則に基づいて考えることで、中学生で習う簡単な基礎英語を使った、

伝わる表現が思いつきます。


①8割捨てる

つまり○○という、2割の本質で伝わる


伝えたい内容の本質さえしっかり伝えることができれば、会話は成立します。

本質は、伝えたいことの2割程度に過ぎず、残りの8割は捨ててOKです。

『つまり○○』と考えることで、本質を捉えやすくなります。


例えば、『満員電車だった』は、

『it was very crowded(混んでいた)』で伝わります。


②大人が使う難しい言葉を捨てる

5歳児でも理解できる簡単な言葉で話す


語彙力がないという悩みは、大人が使う難しい言葉を捨てれば解決します。

アメリカ人の5歳児は、

日本の中学生が学ぶ1,000語ほどの語彙力で会話しています。

つまり、英会話は子供語のみでできるということです。

5歳児に伝わるように話すことで、

自然と難しい言葉を使わずに、子供語が出てきます。


③直訳を捨てる

日本語⇒映像⇒英語 の順で考えて話す


○○は英語でどう言うんだろう・・・と言葉に詰まってしまうのは、

日本語を英語に直訳しようとするからです。

そんな場合は、直訳ではなく、日本語⇒映像⇒英語で考えましょう。


例えば、キリンであれば、キリンの姿を想像し、

  • A tall animal
  • Long neck
  • Yellow

と続けて言うだけで伝わります。


④抽象語を捨てる

出来事・事実・発言をベースで話す


例えば、『弱音を吐く』といった抽象的で表現しにくいものは、

出来事・事実・発言をベースで言い換えると有効です。

この場合、どんな発言をしたかで考えて、

『弱音を吐く⇒もう会社に行きたくない』とし、

I don't want to go to work anymore

といえば、弱音を吐いているイメージが伝わります。


言い換えた表現で伝わらない場合も、焦らずに、

これだとうどう?では、これは?と矢継ぎ早に他の表現を試すことで

伝わる確率が高まります。

ポイントは、言い換えの表現をいくつも素早く思いつけるかどうかです。


実際に下記の3つの言葉の言い換え例のように

言い換えることを考えることで、伝えるコツが掴めてきます。


発想例1 いまいち


これがベストとはいえない

I can't say it is the best


もっとできると思う

You can do better than this


発想例2 打つ手がない


何をすべきか全く分からない

I have no idea what I should do


どうしていいのか分からない

I don't know what to do


発想例3 くだらない


時間の無駄だね

This is a waste of time


とても、ばかばかしい

That's so stupid


ど忘れした時に役立つフレーズ

言葉が出てこない時は、相手に教えてもらおう


・What do you call~?

 何て言ったっけ?


・How do you say~?

 どう言うんだっけ?


・I forgot the name

  名前忘れちゃった


会話中、分からない、もしくは思い出せない英語が出てきた場合は、

それが何かを相手に答えてもらえるように誘導すると有効です。

悩んでいると分かる上記のフレーズを使って、断片的なヒントを言っていけば、

相手も一緒に答えを探してくれます。


【超簡単とっさの一言英会話】誰でも出来て明日から使える英会話フレーズをマスターしよう!


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